【感情移入・感受性】罰ゲームを見るのが辛いのはHSPだから?
私が小さい頃からずっと「嫌いだ」と言っているものの1つに『罰ゲーム』があります。
私はYouTube大好き人間なのですが、最近罰ゲーム系の動画が増えてましした。
好きだったYouTuberが罰ゲームを遂行してるので、今は距離を起きながら生活しています。
「なぜ私は罰ゲームが嫌いなのか」
ここについてしっかり言語化したことがなかったな、と思って、言語化を試みました。
罰ゲームを嫌う理由はなぜか?「人の目」「実行者の気持ち」の過剰な想像力が理由になっていそう。
まず、幼き私はなぜ罰ゲームを嫌がっていたのか?を振り返ってみたとき
- 罰ゲームがかかっている、となると、勝負にまったく集中できない
- 罰ゲームを回避できたとしても、当たった人の気持ちを勝手に慮って「嫌じゃないかな…不安…」とモゾモゾしてしまう
この2点が挙げられました。
元々勝負というものが好きではないのですが(ハラハラが嫌いだから)、スポーツなどは盛り上がりますよね。
ドラマも生まれます、感動も生まれます。
だから、勝負事があることは全然OK。
でも、そこになぜ罰ゲームをくっつけるんだ?という疑問が常に付きまとっていました。
「勝負とは、全力を出し切ることが大切なもの」だと思っているので、「罰ゲームによって勝負そのものではなく『罰ゲーム回避』に意識が向いてしまう」のが嫌だったようです。
また、罰ゲームを受けるときに「周りからどう思われるんだろう?馬鹿にされているんじゃないか?この人はダメだなぁ、と思われているんじゃないか」と人からの評価に怯えていました。
仮に他の人が罰ゲームになったとしたら、
罰ゲームに当たった人の本当の気持ちがわからないけれど、私だったら絶対嫌だなぁ…
という感覚があります。
「罰ゲームを誰かになすりつける」みたいな自分も嫌いなので、極力罰ゲームが関わるものには近寄らないようにしていました。
私の中で「失敗・負け」というものは悔しいだけでなく、ある意味人の目を集めるものであるので、避けたいものの1つでした。
罰ゲームを楽しんでいる人はいる。なぜ楽しいのか?
ここまで考えた時に、「一定層は罰ゲームという文化を楽しんでいる、では、罰ゲームの魅力とは何ぞや?」と思ったわけです。
需要と供給がマッチするから、存在してるはずですから。
その答えを探すために、罰ゲームについてネットで検索かけて、色々な種類のものと出会い、
辱めでしかないよね?
生活に支障が出る内容だよね?
え、いじめの域じゃない…?
みたいなものたちもたくさん出てきて、おえっとなりました。
でも、罰ゲームのまとめサイトがたくさんあるんですよ。おすすめ罰ゲームって何やねん。
拒否反応が出た&世の中にはたくさんの罰ゲームがあることがわかったから、いったん離れました。
罰ゲームそのものが許せないの?それとも許せる・許せないの基準はあるの?
私の中で、罰ゲームそのものが嫌なのか?それとも許せる範囲があるのか?あるのであれば、どこなのか?を整理し始めまして。
「そこまで手間ではない、でも皆自らやりたい、とは思わないこと(たとえば飲み会の買い出しとか?知らんけど)をやる人を決める方法」としての罰ゲームはいい、という答えが出てきました。
逆に「生活に支障が出る(縛り生活など)」「恥をかく」「本人の人間性を損なう」この辺は完全アウトですね。
自分がその立場になるのも嫌だし、やっている人を見ると、
その人は本心ではどう思ってるのか?
本当は心底嫌がってない?
ストレスになっていない?
と気持ちがざわつくような内容のものが嫌みたいです。
さて。ここまで考えますが、どうしても気になることがあります。
罰ゲームを楽しめる人はどんな人なんだろう?
罰ゲームが存在するということは、「一定層にとっては楽しくて、需要があるわけ」ですよね。
なぜ生活に支障をきたすような過激な罰ゲームは存在するのか?
それをエンターテインメントとして捉えている人は「罰ゲームの先」に何を見ているのか?
どんな価値観を持っているのか?
ここを知ることができたら、また1つ世界が広がるような気がします。
罰ゲームが嫌いなのはHSPだからなのか?Yesとはっきり言いかねるが、影響している可能性は大
あくまでも私の場合ですが、
ただでさえ悔しい失敗や負けに追い打ちをかけるスタイルが好みではない。
見ている側だとしても、その人の感情を推測して楽しめない。
これらが罰ゲームを嫌う大きな理由です。
今は大人になって罰ゲームを受ける側になることはほぼありませんが、エンターテインメントとして行われている罰ゲームを見ていると、演者の気持ちを辛い方面で勝手に推測してしまうので、苦しくなるのだと思います。
「罰ゲームは笑ってあげないと、やる側が1番かわいそうだよ」と言われたことがありますが、笑ってあげられない私でいいや、と思います。
願わくは、罰ゲームなしで盛り上がるエンターテインメントに触れ続けていたいですね。