HSPの繊細さは武器になる！自分らしく輝くためのヒント

刺激に敏感で、繊細な心を持つHSPは、ときに自身の性質に悩み、弱さを感じてしまうことも。

しかし、繊細さは決して弱点ではありません。

むしろ、豊かな感受性や共感力は、HSPがもつ大きな強みです。

今回は、HSPの繊細さを武器に変え、自分らしく輝くためのヒントを紹介します。

HSPの特性を理解して自身の強みを活かすことで、人生が充実してくるのがわかるはずですよ。

HSPとは？繊細な心を持つ人の特徴

HSP（Highly Sensitive Person）は、日本では「繊細さん」と呼ばれる、周囲の刺激や感情に敏感な人のこと。約5人に1人がHSPといわれています。

HSPには、以下の5つの特徴があります。

HSPは生まれつきの気質であり、病気ではありません。

しかし、繊細がゆえに疲れやストレスを感じやすく、周りとの違いにとまどうことも少なくないのです。

繊細さを武器に変える！HSPの強み

HSPで悩む人は、自分自身の繊細さを悪くとらえがちです。

しかし、繊細な部分はあなたの人生に多くのメリットをもたらしてくれますよ。

豊かな感受性がある

HSPは、周囲の情報を深く処理し、繊細に感じ取る能力をもっています。

物事の本質を見抜く力に優れており、ほかの人が気づかない視点からアイデアを生み出せることも。

また、豊かな感受性が芸術や音楽などの分野で発揮されることも多いですよ。

人の心を理解し、寄り添える

HSPは他人の感情を理解し、共感する能力を持っています。

相手の気持ちに寄り添えるため、周囲の人から信頼され、相談しやすい存在として頼られます。

また、物事の本質を見抜けるので、人に的確なアドバイスができるのも大きな強みです。

筆者

共感力や創造力は、ライターやセラピストをやるうえでとても役に立ちました。

責任感が強く、丁寧に物事を進める

HSPは責任感があり、約束を守ることを大切にします。

コツコツと取り組む真面目さがあるため、任せられた仕事をきっちりやりとげます。

そのため、周囲から信頼されることが多いですよ。

HSPが自分らしく輝くためのヒント3選

HSPの特性を理解し、適切な方法で対処することで、その繊細さを強みに変えて自分らしい輝きを手に入れられます。

ここからは、HSPが自分らしく輝くためのヒントを3つ紹介します。

自分の特性を理解し受け入れる

HSPは周りの人とは異なる特性を持つことを理解し、自分自身を受け入れることが大切です。

自身の特性を否定したり、無理に周囲に合わせようとしたりすると、強いストレスを感じてしまうことも。

自分の特性を理解すれば、おのずと強みや弱みがわかり、自分らしい生き方を見つけるヒントになりますよ。

自分に合う環境を見つける

HSPは、刺激やストレスを受けやすいという特性があります。

そのため、自分に合う環境を見つけることがとても大切なことです。

ここからは、心地よく過ごせる環境の見つけ方を紹介します。

静かな環境を選ぶ

HSPは、騒音や人の多い場所を苦手とする傾向があります。

そのため、仕事や勉強をするときは静かな環境を選ぶことが大切です。

自宅や図書館など、集中できる環境を選ぶことで作業効率を上げられます。

マイペースで過ごせる環境を選ぶ

HSPは周りのペースに合わせるのが苦手で、疲れやすい傾向があるため、マイペースで過ごせる環境を選ぶことが大切です。

フレックスタイム制やリモートワークなど、自分のペースで働ける環境を選ぶことで、仕事とプライベートの両立を叶えられますよ。

筆者

私は人の目を意識するとパニックになりやすかったので、1人で働けるフリーランスを選びました。

人間関係に負担が少ない環境を選ぶ

HSPは人間関係に悩みを抱えることも多いため、人間関係に負担が少ない環境を選ぶことが大切です。

1人で集中して作業できる環境や、人と関わる時間が少ない環境を選ぶことで、ストレスを軽減できるでしょう。

自分の価値観に合う環境を選ぶ

HSPは自分の価値観に合わない環境にいると、ストレスを感じてしまいます。

そのため、自分の価値観を知り、それに合う環境を選ぶことが大切です。

仕事内容や職場の人間関係、会社の理念など、自分の価値観に合う環境を選ぶことで、モチベーションを維持できますよ。

筆者

私は「心身にゆとりをもてること」が大切だと感じたので、人目が気になり、いつもせかされていると感じた会社員という働き方から離れました。

必要に応じて環境を変える

変化が強いストレスになるHSPの人にとって、環境を変えることは簡単ではありません。

しかし、自分に合わない環境で無理をし続けると、かえってストレスを感じてしまいます。

必要に応じて環境を変えることも、自分の心を守るために大切なこと。

自分に合わないと感じたら、転職や引っ越しを検討するのもよいでしょう。

筆者

私は2度転職していますが、どちらも環境が合わないと感じたからでした。

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HSP（繊細さん）が医療従事者（薬局薬剤師）として働いてみた。

感情をコントロールする方法を学ぶ

HSPは小さなことで感動できる一方で、落ち込みやすい傾向にあります。

感情をコントロールする方法を実践することで、気分の上下に振り回されることがなくなり、気持ちが安定しやすくなりますよ。

自分の感情を認める

自分がどのような感情を抱いているのかを認めましょう。

なぜなら感情を否定したり、抑え込もうとしたりすると、かえってストレスを感じてしまうからです。

「自分は今、悲しいんだ」「怒っているんだ」と、自分の感情をありのままに受け入れましょう。

感じていることを素直に受け止める「自己受容」を続けると、心が軽くなっていくのがわかるはずです。

感情を言語化する

自分の感情を言葉にすることで、客観的にとらえられます。

日記を書いたり、信頼できる人に話したりすることで、気持ちを整理できますよ。

筆者

私はウォーキングをしながら、頭の中で「今何を感じているか」をしっくりくるまで言葉にしています。自己対話の時間をとると、理解が進みますよ！

十分な睡眠を取る

睡眠を取ることで、心や体が休まりリフレッシュできます。

睡眠を取ることで期待できる効果は、次のとおりです。

HSPは、常にたくさんの情報を取り込み深く処理しているため、想像以上に脳が疲れています。

脳が疲れると集中力が低下し、仕事や勉強に支障が出てしまいます。

毎日7～8時間は睡眠時間を確保したいですね。

HSPの繊細さを活かして自分らしく輝こう！

この記事では、HSPが自分らしく輝くためのヒントをいくつか紹介しました。

疲れやストレスを感じやすく、周りの人との違いに葛藤してしまう人も多いですが、HSPは才能の1つだととらえてみてください。

自分の気質や能力を発揮できる環境に飛び込めば、必ず自分らしく生きられますよ。

小原彩夏

ライター・セラピスト

1度破局した彼との復縁を叶えるために心の世界に入る。双極性障害・パニック障害などの精神疾患や両親との死別などの経験から、心身ともに充実させながら願いを叶えていく人のサポートをしたいと思うようになり、約7年前にセラピストを志す。自身の復縁経験を活かし、復縁を超えて愛される人を増やすべく活動を続けている。