Ayaka の独り言
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私の一生モノの想い「関わる人の人生の質を上げたい」

ayaka
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私の中に「関わる人の人生の質を上げたい」という想いが一貫してあります。

この記事では、私の一生モノの想いについて記したいと思います。

父との後悔ある死別と、母との「やりきった感」のある死別で感じたこと

私は父を中学2年生のとき、母を大学1年生のときに共にがんで亡くしています。

2人との最後の時間と別れの違いが、私に大きな心境の変化を与えました。

父が亡くなったのは、まだ余命宣告を本人にはしないで家族のみが受けるというのが普通だったとき。

私の父も例に漏れず余命宣告を受けていなかったようです。

そして、私が父の余命について知らされたのは父が亡くなる3ヶ月前でした。

「お父さんには泣き顔を見せちゃダメ、笑顔で明るくいてね」と言われ、私にとって最期まで苦しく、心残りのある別れになりました。

お父さん、本当は自分に残された時間を知りたかったんじゃないかな。
それを有効活用したかったんじゃないかな。
常々大好きだと言ってくれていた母と私と、どう過ごすかを自分で選びたかったんじゃないかな。

それより私が素直に父と接したかった。
辛いよ、笑えないよ、いかないで、と言いたかったんだなぁ。

もう帰ってこない父に対する後悔を長く抱えて生きることになりました。

そんな私が薬剤師を志すきっかけになったのは、高校2年生のときに訪れた母のがん宣告でした。

母本人ががん宣告を聞き、医師と何度も相談しながら治療方針を決めていました。

早い段階でがんであることを私に話してくれ(ただ余命については隠されていたことを亡くなってから知りました)、辛い思いを共有して一緒に生きることを選んでくれました。

抗がん剤での化学療法が効果ないとわかった後すぐに緩和医療重視の治療に移行し、できないことが増えていく日々からできることを探して、最後まで”母らしく”過ごしていたように記憶しています。

緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に同定し、適切な評価と治療によって、苦痛の予防と緩和を行うことで、QOL(Quality of Life:生活の質) を改善するアプローチである.

「つらいよ、寂しいよ、一緒にいたいね、1人で頑張らなくていいんだよ」と母と泣きながら話したこともありました。

また緩和ケア病棟にいらした職員さんからも暖かいお心遣いをいただきながら、最期まで過ごしました。

母と死別したときには悲しみと共に、「これで良かったんだ」という思いがありました。

私も母も最善を尽くした、お互いが苦しみ悲しみ、それでも笑い合う時間を過ごせた。

日常の質が高く維持されて、”母らしく”生を全うすることができたと感じられたのでした。

同じ”死”という現象なのに、こんなにも心に残るものが違うのか、と衝撃を受けて、そこから緩和医療にのめり込むことになります。

「緩和医療に携わりたい」という思いが薬剤師という道まで連れていってくれた。

大学6年間、緩和医療に携わることにこだわり続けていました。

卒業研究も「緩和医療に関することをやりたい!」と研究範疇外の教授に直談判!

そのときは渋られても数ヶ月後には緩和医療に関する研究をする手筈が整うなど、ゴリ押しで叶えてきました。

緩和医療への異常な執着は、私を薬剤師という道へと連れてきてくれました。

ですが、「緩和医療に携わりたい」と新卒で入った病院で体調不良になり退職することになりました。

心身がボロボロになったこともですが、何より「緩和医療に関わることができなくなる」というのも辛かったです。

薬局薬剤師を始めて「あれ?緩和医療じゃなくても、患者さんの生活の質にアプローチできるじゃん」と気づく。

休職期間中、「どうして緩和医療にこだわるのか」を炙り出したところ「患者さんにもご家族にも生活の質を高めてもらいたいから」という想いに辿り着きました。

すると、薬局薬剤師でもその想いを実現できることに気づきました。

誰だって死が遠くても、生活の質を上げたいだろう、病気を少しでも治癒に近づけることができればそこが達成できるだろう、と思い、心を込めて投薬・指導を行っていました。

悩みを望みに変えて、人生を最高なものに変える。これって生活の質を上げることだよね。

薬局薬剤師として働く中で「医療を通じなくても生活の質を高めることが大切だ」ということに気づきます。

恋愛がボロボロでお先真っ暗だったときと、自分と向き合うことで大好きな彼と復縁できて悩みを望みに変えていける今と、どっちが生活の質が高いか?なんて考えなくても後者だとわかります。

悩みを望みに変換するお手伝いをして、クライアントさまを最後まで信じ抜くことは、”関わる人の人生の質を上げたい”という私の想いを反映しているものだと気づいたのです。

薬剤師でも、今のお仕事でも、私が大切にしたいことが同じだとみえた時に心が自由になりましたし、「薬剤師でいなければならない」という思いも、「今のお仕事を続けなければならない」という思いもなくなりました。

つまり、今、私が最高の形でエネルギーを注げる手段を選んでいるのです。

私は”関わる人の人生の質を上げたい”という想いを体現できる場所にい続けます。

私は”関わる人の人生の質を上げたい”という想いで構成されています。

どんな関わり方でもこの想いは一貫していますので、どこかでご縁を繋げたらあなたの人生に少しでも渡せるものがあるのかなと嬉しく思います。

ABOUT ME
小原彩夏
小原彩夏
ライター・セラピスト
1度破局した彼との復縁を叶えるために心の世界に入る。双極性障害・パニック障害などの精神疾患や両親との死別などの経験から、心身ともに充実させながら願いを叶えていく人のサポートをしたいと思うようになり、約7年前にセラピストを志す。自身の復縁経験を活かし、復縁を超えて愛される人を増やすべく活動を続けている。
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