Ayaka の独り言
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自らに禁じていたことを許す勇気~花柄ワンピースと私

ayaka
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自分の人生に大きな影響を及ぼした、忘れられない出来事ってありますか?

私が思い出せるのは、中学受験や大学受験、両親との死別、国家試験に合格したこと、薬剤師で新卒で入った病院を退職したこと、コンサルと薬剤師のパラレルキャリアから独立したこと…

これらはライフステージの変化に伴う影響ですね。

それとは別に、私の人生に大きく影響を与えたことの1つに、花柄×シフォンワンピースを購入したことがあります。

これは、見る人によっては日常の些細なことにしか過ぎないかもしれません。

ただ、私にとってバンジージャンプを飛ぶよりもずっとハードルが高いチャレンジでした。

可愛い・女性らしいにNGを出した結果、その通りに現実を創り上げた。

「私は可愛くない」と思い込んだのは、小学生時代。

小学生のころは、学年で1番身長が高く、運動神経も悪くなかったため、ドッヂボールでは男子に負けないくらいの球を投げており、男子のボス、みたいな存在でした。

周りの男子からは「怖い」と言われ、「活発な男の子みたいね」と大人に言われ、母親には「あなたは女の子らしいものが好きじゃないのよね」と言われて、私は「女の子らしくない」と強く思い込みました。

女の子らしい=可愛い、という思い込みから、「私は可愛くない」のが当たり前に。

中学に入ってからも、私は可愛くないと呪いのように自分に言い聞かせて、周りにちやほやされる、可愛い女子にコンプレックスを抱いていました。
可愛いからちやほやされるんだ、という思い込みを作ったのもこの時期です。

そして、初めて付き合った彼から「女性として好きになれなかった」と言われ、振られました。

彼から「女性として好きになれなかった」と振られたとき、「そうよね、私は可愛くないものね」と一瞬思ったのを今でも覚えています。

今では、見事に内面が現実を創ったと思いますが、当時はとてもつらかったです。

私の中に何年も埋まっていた「女性らしい私になりたい」という想いを掬い上げた日。

約5年前、ふらふらとショッピングモールを歩いていたところ、女性らしい花柄×ふわふわのシフォン素材のワンピースに一目惚れをしました。

見た瞬間から欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、購入するまですごく時間がかかり…試着室に入るまで1時間かかりました。

なぜ1時間もかかったかと言うと…頭の中で理性と欲求の攻防戦が行われていたからです。

こんなに可愛い、the女性!みたいな服を私が着ていいのだろうか…花柄でふわふわとか、女子でしょ!可愛くもないのに着るとか、おこがましいんじゃない?ていうか、店員さんに「似合わないのによう着るな」って思われたくないし…

要は、頭が必死になって自分の心に「私には、こんな可愛い服を着る資格なんてないんだから、身の程を知れ」と言い聞かせていたわけです。

1時間の攻防の末、

ありったけの勇気を振り絞って、「このワンピースを試着させてください」と店員さんに伝えたとき
試着室に入ってドキドキしながら袖を通したとき
鏡で自分の姿を見たとき

「あぁ、私も可愛い服を着てもいいんだ、女性を楽しんでいいんだ」と心からホッとしたのを覚えています。

「可愛い服を着たいし、女性らしい自分でいたい」という、望んではいけないと思いながら、本当は何よりも叶えてあげたかった望みを掬い上げて、恐れていた誰かからの視線や誰よりも反対していた思考よりも、優先してあげた出来事でした。

自らに禁じていたことを許す勇気をもってチャレンジすると何が起こるか。

普段からワンピースを着ていた人からしたら、ワンピースを試着して購入することにドキドキするのは意味がわからないと思います。

ですが、このチャレンジは、自分への信頼を大きくしてくれました。

心で望んだことを、脳が邪魔するのではなく叶えるために動く。

これができるようになると、どんなオーダーも叶うようになります。

ライフステージの変化を起こしたければ、日常レベルの望みを大切に。
ダイナミックに現実を変えたければ、些細だと思うことほど、丁寧に見てあげる。

頭からしたら、小さい・些細なことと思えることも、心からしたら、大切な望みです。

小さい・些細だと言い聞かせることで、叶えてあげることをやめているかもしれません。

周りから見て何てことないのに、チャレンジできないでいることこそ、あなたの人生を大きく変化させるきっかけになりえます。

思い当たることはありませんか?

それ、あなたの心が叶えてほしくて待っていると思いますよ。

ABOUT ME
小原彩夏
小原彩夏
ライター・セラピスト
1度破局した彼との復縁を叶えるために心の世界に入る。双極性障害・パニック障害などの精神疾患や両親との死別などの経験から、心身ともに充実させながら願いを叶えていく人のサポートをしたいと思うようになり、約7年前にセラピストを志す。自身の復縁経験を活かし、復縁を超えて愛される人を増やすべく活動を続けている。
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