ノートを書くことは、私の世界の構成物を残すこと
私は元々ノートを書くのが苦手だった。
というより、モチベーションを保つことができなかった。
それなのに、世の中にノート術はたくさんあって、気がついたら関連書籍を買っている。
そこまでこだわる意味が全然わからなかったけれど、何度も何度もノートを書くことを習慣づけることを諦められなかった。
心の反応を観察しながら、根気よくノートを書く意味を探し続けていたら、最近ようやく言語化できた。
そしたら、もう数ヶ月毎日ノートに向き合う習慣が続いている。
飽きることもなく、楽しめている。
私の世界の構成物を転写したものが、私のノートだった
ノートを書くきっかけになったのが、OUR HOME主宰のEmiさんの書籍だった。
この本の中で、「ノートは心の預金通帳」という言葉が出てくる。
これが、私の心にクリーンヒットした。
また、何かに困ったときにネットで検索するのではなく、まずはマイノートを開くとヒントがあることが多いと書いてあって、さらに心が飛び跳ねて喜んだ。
ネットの海にある情報に頼るのではなくて、私が出典になることにすごくワクワクする。
すっかり火がついた私は、未来の自分の役に立つために、また今はできないことを未来の自分に実現してもらうために、心が動いたことをせっせと書き溜めている。
そうして記したノートを見ていると、そこには「私の世界の構成物」が可視化されていることに気づいた。
目の前の世界は頭で考えていることと心で感じていることのミックスで創られているのだけれど、ノートにあるのは認識しづらい「心で感じていること」なので、目の前の現実を逆引きするのにすごく便利だ。
その上で現実を見たときの心の動きをさらに記すので、過去と今、今と未来のつながりがすごくわかりやすい。
「あのとき出したオーダーが、この現実を創っていて、でも今、それに満足していないからオーダーを見直そう」みたいに、自分の中で微調整がききやすくなった。
ついでに、心が揺れたときはたくさんノートを書くので、心のバイタルチェックにもなってすごくいい。
本を書きたいなら、今日という1日を記しておきたい
私はいつか本を書きたいという思いがある。
最近、ますますその想いが強まってきて、文章を記すのがすごく楽しくなってきたところだ。
上の記事でも書いたが、私は、自分と向き合うときのガイドになるような本を書きたい。
そうなると、私が日々何を感じているかを残しておくのは必須だと感じたのだ。
最近はまめに文章を書いて投稿しているけれど、少し前の私がノートに記したネタを使っている。
私の世界の構成物がたくさん詰まっているので、いいところをつまんで言葉を紡いでいる。
毎日言葉漬けになっているけれど、ノートが自分の道しるべになってくれているから、すごく楽しいし、進む先が明確で気持ちいい。
ノートをうまく使って、私の世界を更に彩り豊かに拡大させていきたい。