Ayaka の独り言
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Ayakaという人間ができるまで。

ayaka
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今の仕事を本格的に始めて5年が経ちました。
始めたのがすっごく昔のようにも感じますし、まだまだ伸び幅があるという思いも同時に存在していて、なんだか不思議な感じ2/34173。

私ができるまでに起きたこと

私の人格形成に大きく関わる出来事がいくつかあります。

この記事とも重なってきます。

あまり明るくない話ですが、少し書いていこうかな、と思っています。

度重なる心の病。モノクロな世界でもがいた経験

私は、過去にうつ病、双極性障害、パニック障害、自律神経失調症を経験しています。

また、幼いころから睡眠をうまく取れず、中学2年生のときに父との死別を経験したことがきっかけで、睡眠薬を常用しています。

病気が寛解しては再発し、飲む薬が減ったと思ったらまた増えて。

睡眠薬は効かなくなっては新しいものに変更してを繰り返し、いつしか睡眠薬についてはコンプリートしておりました。

多分、睡眠薬ソムリエになれると思います。

それほど心の病と私の人生は切っても切り離せないものです。

中・高校生のときはスクールカウンセリング、卒業後には心療内科で薬物療法と並行して認知行動療法(カウンセリング)を受けてきました。

カウンセラーさんとの対話が、とても大事な時間でした。

今でこそ自分との対話を通じて欲しいものを見つけることができるようになりましたが、当時は心に余裕がなかったこともありって視野が狭く、自分にとって苦しい選択をしがちでした。

「大好きな父がいなくなってしまった。母も病気を抱えながら頑張ってくれているけど、やっぱりしんどい」

「もう、どう生きたいかわからない」

「そもそも私は生きていたほうがいいのか。それとももう死んだほうがいいのか」

「でも、死にたいなんて、病気を持っている母の前では言えない」

カウンセラーさんの前で何度泣いたかわかりません。

自殺未遂の経験は何度かあります。

両親がいなくなって、あまり仲が良くない親戚の家で居心地悪く過ごす日々。

世界がモノクロで、先が何にも観えなくて、生きている意味を見失った結果、実行に移す寸前まで行って、怖気ついて今に至ります。

ただ、この未遂事件が、私の生き方の軸の形成となりました。

「実行できないのであれば、私は生きなければいけないということだ。それなら、いついなくなってもいいように、魂を燃え尽すような人生を送ろう」

だからこそ、チャレンジできることが増えていきました。

不思議とやりたいことがたくさんみえるようになりました。

高校生の頃の夢はカウンセラー。だけど、周りの反対で諦めることに。

高校生のとき、カウンセラー(臨床心理士)を志した時期があります。

「今、カウンセラーさんの存在に救われている私もこれから出会う人にとって悩みを打ち明けられる存在になりたい、誰かの心を守る存在になりたい」

そういう思いから、何度か大学のオープンキャンパスに足を運んで心理学の講義を受けたり、自分で書籍を買って学んだり、それなりに意欲的だったのですが…周りの猛反対により断念しました。

母からも学校の先生からも「心が弱いあなたがカウンセラーなんて、あなたが先に潰れてしまうから無理」と言われて、何も言い返せませんでした。

心が弱い私がカウンセラーを目指すなんておこがましいと思って諦めたと思った夢。

それが今、当時思い描いていたものに近い形で、お仕事にできているのが不思議に感じています。

人生って伏線を回収し続けるものなのだな、と思っています。

心の病を持っているから、セッションで門前払い?!過去の私のような人が生まれませんように

自分が心の病を経験したことから、「心の病を持っていても、必ず幸せになれる」と堂々と発信できるようになりました。

私はうつ病や双極性障害で薬を飲んでいるという自己申告、もしくは注意書きの段階で、セッションを受けられないという経験を何度もしてきました。

幸せになりたくて、誰かの手を借りたいのに「心の病を持っているから」という理由だけで門前払い。

そのたびに「心の病を持っているだけで、どうしてそんな扱いを受けなければいけないのか」とさらに自分を追い込む日々でした。

もちろん、精神科領域に精通していない人間が心の病を簡単に扱っていいものではありません。

心の病と診断が下りたときに、お医者さんにかかることや薬を飲むことが必要なときがあって当たり前です。

でも、心の病があるからという理由だけで、幸せになるための機会を奪われる世界には、もういたくないのです。

「幸せになりたい」と思う人誰もが、平等にその機会を持てるような、そんな世界を創りたいと思うのです。

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辛い過去を「必要だった」だなんて思えない。それでいい。

最後に。

私を形成するのに、両親との死別や心の病の経験は切っても切り離せません。

でも、「起こってよかった。経験してよかった」とはまったく思っていません。

今も両親と一緒にいられたらよかったのに、心の病を持たずに学生生活を謳歌できたらよかったのに、と思うこともあります。

わざわざ辛かった過去を「経験してよかった」だなんて思いこむ必要はないと思っています。

ただ、過去に戻ってやり直すことはできません。

だから起こったことへの捉え方をできるだけ心地いいものに選ぶのが、私にとって過去の自分を救うことにつながっていると感じます。

辛かった過去を「今の私を作るのに必要だった」と思えるようになるまで時間はかかりました。

今、辛かった過去に目を向けられなくてもいい。

それと向き合わなくたって幸せになることができるのですから。

向き合うタイミングが来るまで、そっと心の隅に置いておいてほしいと思います。

ABOUT ME
小原彩夏
小原彩夏
ライター・セラピスト
1度破局した彼との復縁を叶えるために心の世界に入る。双極性障害・パニック障害などの精神疾患や両親との死別などの経験から、心身ともに充実させながら願いを叶えていく人のサポートをしたいと思うようになり、約7年前にセラピストを志す。自身の復縁経験を活かし、復縁を超えて愛される人を増やすべく活動を続けている。
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