Ayaka の独り言
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「私はどうせ特別扱いされない」という拗ねとコンプレックス

ayaka
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最近、玉田早紀さんと運営をしている『Soul Oasis』を通じて、過去の私を沢山思い出しています。

私のすべてを愛し、夢を叶える力を思い出す場所『Soul Oasis』
私のすべてを愛し、夢を叶える力を思い出す場所『Soul Oasis』

その中でずっと心の隅に押し込めてきた私を許してあげたので、それを書こうかな、と思います。

何にもしないのに注目を浴びる子、どんなに頑張ってもなかなか目をかけてもらえない私

中学生の頃、可愛くて、何でもできて、性格も良くて、皆の中心にいる子に強いコンプレックスを抱いていました。

私らしく頑張っていても、全然見向きもされなくて、その他大勢に埋もれていく焦燥感。
「誰かに注目されたい」という欲を叶えられない苦しさ。

それは、忙しかったり、闘病していたりしていた両親にも、感じていました。
親の話題に上るのは、勉強ができる子、何かが秀でて得意な子。
私は、一生懸命アピールしても、「もっと頑張れるよね」と言われて終わり。

注目されない虚しさ、誰かの特別になれない悔しさから、だんだん心を閉じていくようになりました。

どうせ、私自身は、大したことない人間だ。
関心を向けてもらうに値しない。

そう、自分に呪いをかけました。

強烈な承認欲求を満たすために、自分を殺して期待に応え続けた

それでも、誰かに意識を向けてほしくて、人の期待に過剰に応えるようになったように思います。

自分を殺して、人が望む私でいれば…きっと、関心をもらえるよね。
それがお望みなんでしょ?じゃあ、それを演じてやる。

そうやって自分がわからなくなっていきました。

それでも、関心を向けてもらえれば、一時の快感や安堵感が手に入るので、やめられない。やめるのが怖い。

徐々に皮を脱いで、楽になっていっても、「嫌われたくない私、期待に応え続ける私」を完全に手放すことはできないでいました。

「何もしなくても特別扱いされてしまう人はいる、あなたはそういう人ではない」という言葉に苦しむ

ある時、当時尊敬していた人から、

「何もしなくても、勝手に注目を浴びて特別扱いをされるために生まれてきた人がいて、そういう扱いをするのは当然だ。でも、あなたはそういうタイプじゃない。人を陰で支えていくタイプだから、特別扱いをされることを諦めたほうがいい。特別扱いされる人を立てていくべき」

と言われたことがありました。

その時、私、心が強く締め付けられて、身体が冷え切った感覚になったんです。

あ、私って、やっぱり、特別扱いに値しない人間だったんだ
特別扱いされたい、ありのままの私で注目されたい、と望むことすら、お門違いなんだ。

その後、湧いてきた感情は「悔しい」と「諦め」でした。
もしかすると、羨ましさも少しあったかもしれない。
でも、それを認めるには、心がぼろぼろで、認めたら壊れてしまいそうでした。

そこから、少しでも関心を向けてもらおうと自分を殺して期待に応えようとして、最終的に「すごく苦しそうだ」と距離を置かれたのでした。

「私を見て、置いていかないで」という声なき声が気になっていたのは、過去の私の叫びだったから

誰かを切り離す。距離を置く。置いて先に進む。

こういう言葉や、そういう行動をする人が、私はとても苦手です。
両親との死別があったからなのかな?とも考えていたのですが、どうも違う気がしていたのですが、正体がわかりました。

過去の私が、されていると感じて、すごく嫌だったことだったからなんですよね。

自分はそもそも関心を向けてもらうに値しないから、一生懸命期待に応えてみてもらおうと必死だったけど…
それと同時に、自分を殺して向けてもらえた関心は仮初で、玉手箱の中身のようにあっという間に霧散してしまうのをどこかでわかっていて恐れていたのです。

誰かを切り離す。距離を置く。置いて先に進む。

これらの言葉に苦しみを感じるのは、自分の努力の儚さと、「本当に望んでいるものはそれじゃないのに」ということを痛感させられるからだったのだと気づいたのです。

私を見て、置いていかないで。
こんなの、望むに値しない人間だけど…思ってしまってごめんなさい…でも…

本当は、私だってありのままで愛されたい、関心を向けてもらいたい。

強烈な欲求を押し殺してきたから、「苦しさ」という感情で、ずっと私に訴えてきていたのだと気づきました。

「特別扱いに値しない人間」なんていない。前提がズレていたことに気づいた。

本当は、ありのままの私で愛されたい、関心を向けてもらいたい。

これが手に入らないという認識がそもそもおかしくて
そのままの私を受け入れてもらって、愛されることって、誰だってできるんです。

「誰かが特別扱いされて、私はスポットライトが当たらない」を当然のものにしていた自分の前提がそもそもおかしかったんです。

その前提を持ったまま努力を続けてきたから、辛い言葉をかけられたし、”特別扱いされる人”を周りに沢山登場させて、「その前提をまずは壊せ!」と私に伝えてきたことに気づきました。

ありのままで特別扱いされたいと望んでいい。
そのままの私で関心を向けてもらいたい、愛されたいと願っていい。

承認欲求だっていいじゃない。

そこから、自分らしく過ごしていけるようになれば、自分にも周りにも大切にされるようになれるんだから。

ABOUT ME
小原彩夏
小原彩夏
ライター・セラピスト
1度破局した彼との復縁を叶えるために心の世界に入る。双極性障害・パニック障害などの精神疾患や両親との死別などの経験から、心身ともに充実させながら願いを叶えていく人のサポートをしたいと思うようになり、約7年前にセラピストを志す。自身の復縁経験を活かし、復縁を超えて愛される人を増やすべく活動を続けている。
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